テンションとは、ガットを張り上げる硬さの数値です。
プレーにはとても重要で初めての方は、ストリンガーに相談する事を お勧めします。
また、ラケットによって適正テンションの値が設定されており、その数値の中間で張ってみるのも良いでしょう。
低いテンションは、ガットの弾力性でボールを飛ばす事ができ、またボールがガットに接触している時間が長い為ボールに回転がかかりやすくなります。
高いテンションは、ボールの飛びを抑えコントロール性が良くなり スイングスピードに応じたスピードボールを打つ事が出来ます。
ではテンションが変わると実際どれくらい違いが分かると思いますか?実は・・・
1ポンドの違いはほとんどわかりません。
2ポンド変わると『あれっ? ちょっと固くなったかな?』『あれっ? ちょっとゆるくなったかな?』という感じです。
3ポンド変わると『飛びが良くなったな』『飛びが悪くなったな』と飛距離の違いを感じます。
まだよく分からないという方は、お気軽にご相談ください! あなたにピッタリのテンションで張らせていただきます!!
①テンションの強弱の意味
テンションは数値が高いほど張りが強いので、ボールは飛びません。逆に数値が低いほど張りが緩いので、ボールは飛びます。普段飛びすぎてアウトが多い人は硬く張り、強く打ってもボールが飛ばない人は緩く張りましょう。
②ラケットの適正テンション
ラケットには必ず適正テンションというものが表示されています。例えば、45~55lbs(張りの強さ)と表示されていたら、緩く張ったとしても、 45lbsまでで、強く張るとしても55lbsまでにしてくださいという意味です。よくわからないときは間を取りましょう。この場合は45~55lbsまでなので50lbsが真ん中のテンションです。
③縦と横のテンションを変える
これはちょっとした裏技ですが、ラケットは縦長なので、縦を少し硬めに張ると円形に近づきスイートスポットが広くなります。2~3lbsぐらい縦横を変えるのがポイントです。打球感が良くなり回転も少し掛けやすくなります。
④季節によってテンションを変える
夏場は暑さでボールのゴムが柔らかくなり良く飛びます。逆に冬は寒さでボールが硬くなりあまり飛びません。なので、夏と冬とでは2~4lbsぐらいテンションに差をつけましょう。